万聖節と先祖への思い

万聖節とは、キリスト教のすべての聖人を記念する祝日です。
カトリック教会では「諸聖人の祝日」と呼びます。
また一般にハローマスHallowmasとも呼ばれ、 hallowはアングロ・サクソン語で聖人を意味します。
西方教会では11月1日,東方教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日に祝うそうです。
この祝日は4世紀に東方教会で始まり、次第に西欧に伝わりました。
11月1日にほぼ固定したのは、800年頃といわれています。

教皇グレゴリウス4世(在位827〜844)によって、この日がローマ教会の祭日表に加えられたとも聞きます。

IMG_8238ところで、この万聖節の前夜祭がハロウィンなのです。
また、ケトル人の新年は11月1日から始まり、前日10月末日に亡くなった家族が家に帰ると考えられ、そのさいに悪霊が家内に舞い込まないように仮装したことがハロウィンに影響を与えたともいわれています。

先祖への感謝の念は大変大切なことです。
なぜなら、先祖の存在によって、己が存在するからです。
よって、キリスト教徒でなくても、また宗教を問わず、一日でも多く先祖を思うことが好ましいのではないでしょうか。
今日は、仮装する人も、そうでない人も、先祖の方々への感謝の思いを絶やさないようにこころがけながらお過ごしになってみてはいかがでしょう。

久しぶりの礼法部ご指導

IMG_3316数年ぶりに、光英VERITAS中学校・高等学校後援会礼法部のご指導に伺いました。
約20名の部員の方々と、日頃礼法部を指導くださっている師範、さらには校長先生も時々お顔を見せてくださり、あっという間の2時間でした。

また部員の方が和室、洋室どちらにも美しいお花を活けてくださり、おみやげやランチに至るまで見えないたくさんの準備に時間を費やしてくださっていることを感じる空間は、大変居心地がよく、穏やかで素敵な空気に満たされていました。

来週の春は3年ぶりに食事作法講習会を行いたいともお話をし、ご挨拶をしてから、皆様に見送っていただく中で帰路につきました。
礼法部の皆様、校長先生や礼法科の先生、その他お世話になった方々に深く感謝いたします。

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二人の小学生

地下鉄に乗ったさい、二人の小学生との素敵な出会いがありました。
車内は少し混んでいて、一人の男の子は椅子に座り、もう一人の男の子は立っていました。
次の駅に向かう途中、カーブのところで大きく揺れ、男の子がよろけてしまった瞬間、背負っていたランドセルは比較的強い衝撃で私が持っていた荷物に当たってしまったため、紙袋を床に落としてしまいました。
すこし間があった後、座っている男の子が「ぶつかったときは謝らないといけないと思う」と促すと、「あっ、そうだよね」と立っている男の子が答え、二人は声をあわせて「ごめんなさい」とこちらに視線を向けながら伝えてくださったのです。
その素直さに感激しながら「大丈夫、きちんとごめんなさいを伝えられて立派ですね」とお話すると二人は笑みを浮かべながら、小さく頷いていらっしゃいました。
23093599彼らのほうが先に電車を降りましたが、横を通り過ぎるさいに「さようなら」と挨拶をしてくださったことで、一層温かな気持ちになりました。

道を歩いているときなどを含めて、日常生活の中で人とぶつかってしまうことがないとはかぎりませんが、こころからの「ごめんなさい」、年齢を重ねても忘れないでいたいものです。

嬉しい連鎖

IMG_8253以前から行ってみたいと思っていた、都内のあるホテルでのアフタヌーンティーをいただく機会がありました。
今月から来月11月末日まではそちらのホテルと、1961年に3人のアーティストたちによってパリのサン・ジェルマン大通りで幕を開けたフレグランスメゾンであるディプティックとのコラボレーションの期間で、バジルをテーマにしたお皿にスコーン・数々のスイーツ・サンドイッチなどが盛られ、美しいキャンドルに囲まれた素敵な空間が提供されています。
これだけでも幸せな時間だったのですが、さらに嬉しいことがありました。
それは、お化粧室に行ったときの光景についてです。
少し混み合っていたのでしばらく列に並んでいたのですが、手を洗った後に洗面化粧台の周りに飛んだ水や落ちた髪の毛を紙で拭く方はどなたもいらっしゃいませんでした。

IMG_8248しかしながらその後、手を洗ってから水が飛んでいるところなどを紙で拭き取り、隣の台でお化粧直しをしていたときのことです。
ふと洗面化粧台の方向を見ると、次に使用していた方、さらにお隣の方も、同様に紙で台を拭いていらしたのです。
何と嬉しい連鎖、とこころが温かくなりました。
もう一つ、私ごとで恐縮ですが、このたびは母と私を息子が招いてくれたことで、喜びもひとしおでした。

自分が何かを使用した後の状況も考えて行動することの大切さを忘れることなく過ごしてまいりたいと存じます。

対面を重ねたからこそ

昨年から時々伺うお化粧品のお店があります。
そちらで扱われているクリームが気に入っているのですが、人気があるのでなかなか店頭に並ばず、予約が必須です。

初めてお店に伺った時は奇跡的にすぐに購入できたのですが、その後は電話で予約をし、さらに定期的に電話で確認を入れては、「まだ入りません」とのお返事が重なり、気長に待つしかないと思っていました。

しかしながら、店頭に足を運ぶ回数が増え、お店の方との交流が重なると、お店に伺った折に「クリームのキャンセルが出たのでお求めになりますか」と笑顔で伝えていただくことが何度かありました。

3017080_sさらに過日はお店の方から携帯電話にご連絡をいただき、クリームが入荷したお知らせを丁寧にお伝えいただいたのです。
クリームを購入することに以上に、対面を重ね、スタッフの方とこころの交流ができることに嬉しさを覚えます。
相手の方のお顔を拝見しながらお話をし、交流が深まることの大切さや魅力を改めて感じる機会でもありました。

ここのところ寒暖差が激しいですが、今週もお健やかにお過ごしください。

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