大阪国際学園創立90周年

IMG_6941昨日は、リーガロイヤル大阪にて行われた学校法人大阪国際学園創立90周年記念式典と祝賀会に伺いました。
第1部の式典では、中高生の雅楽演奏、幼稚園児の和太鼓の演奏、さらには中高生と大学生によるプレゼンテーションを拝見ことができました。
さらに理事長の奥田吾朗先生のご挨拶に続き、高校生のダンスと軽音楽で第1部がまとめられましたが、幼稚園児から大学生まで、登壇した方々の姿があまりにも立派で胸が熱くなりました。

宇宙、鉄道、ゲームソフト、語学、音楽、ダンス、幼児教育など、学校生活の中で学びながら出会った興味あることを深めている生徒の皆様は、誰もが自信と誇りに満ち溢れた素敵な笑顔をなさっていることも印象的でした。

続く第2部の祝賀会では、中高大生の吹奏楽演奏、ソーラン節とダンスを拝見し、誠に恐縮ながら乾杯のご挨拶を仰せつかった後は、初めてお会いする出席者の方々とのご縁も頂戴いたしました。

大阪国際学園は、建学の精神「全人教育」を基礎として礼節を重んじるとともに世界に通じるこころ豊かな人材を育成することをうたい、さらには「こころを結び未来へ翔ける」をキャッチフレーズに、100周年に向けてさらなる発展を目指していらっしゃいます。IMG_6942
また、大阪国際滝井高校では正課の授業に小笠原流礼法を取り入れていただき、毎年春には3年生を対象に許状をお渡ししております。

このたびの式典と祝賀会へお招きにあずかったことにより、生徒の方々が自国の文化をしっかりと身につけたうえで国際人としてあらゆる国の人々とこころを結びながら、輝く未来に向かって歩まれるであろうことを拝察する機会を得ることができました。

大阪国際学園のますますのご発展ならびに関係者の皆様のご多幸とご健勝をこころよりお祈り申しあげます。

日本の美しいふるまい講座

20191121 ブログ写真1お世話になっている友人で料理研究家の藤田貴子様より、日本料理のお教室に通っていらっしゃる生徒の方々を中心に料亭でのふるまい方や食事の心得などに関する講座をお願いしたい、とのご依頼を受けて昨日、都内の料亭にて実施いたしました。
まず、相手や周囲の人に不快感を与えないために作法があるということや食事の席や相手宅を訪問するさいには清浄感が大切であることをお伝えいたしました。

続いて、基本動作について実践を含めてご説明いたしました。
玄関で靴を外すときはどのようにすると迎えてくださる方に背を向けずに靴を揃えることができるのか。
立っている姿勢から正座になる、あるいは正座から立つときには、どのような動作が好ましいのか。
料亭に伺うさい、荷物はどちらに置き、ご挨拶はどのように行うことが望ましいのか。
座布団に座るときには、どのようにすると美しいのか。

20191121 ブログ写真2この他、お箸についての心得、お酒の注ぎ方、お椀や懐紙の扱い方など、美味しいお料理を頂戴しながら、時折雑談を交えてお伝えいたしました。
生徒の皆様からは多くの質問をいただきましたが、それだけ日頃から意識を高く持って過ごしていらっしゃることと拝察いたします。
また、質問ができるあたたかな空間をお互いに作っていらっしゃることが大変素敵に感じました。20191121 ブログ写真3

最後は皆様で集合写真を撮り、散会となりました。
素晴らしい機会を頂戴し、こころより感謝いたします。

ゆず

門下の方より小包が届きました。20191118 ブログ写真
箱を開けた瞬間に柑橘系の香りが漂い、美しい文字で記された書状の下には、たくさんの無農薬のゆずが丁寧に並べられていました。
自宅のお庭で今年は200個以上のゆずが採れたそうです。

ゆずといえば、冬至のゆず湯を思い浮かべる方もいらっしゃるかと存じます。
「ゆずは遅くて十三年」などといわれるように、ゆずは結実までに十数年かかりますが、その年月が邪気を祓うまでの香りのみなもとになっているのかもしれません。
そのように大切に育てたゆずを、こころを込めて送ってくださるお気持ちが嬉しく、素敵な贈り物に感謝するばかりです。

また、ゆずは同じミカン科のだいだいとともに常緑樹であり、「代々続く」という意味で縁起がよいともされています。
門下の方はジャムを作るそうですが、ゆず湯で心身を浄化させ、ゆずをお料理やジャムに用いて食べることでエネルギーを体内に蓄え、年末に向けて風邪を引かないようにこころがけたいと思います。

花の効果

20191114 ブログ写真1最近、季節の花々を用いたアレンジメントや花束を頂戴する機会がありました。
どのようなときでもお花をいただくと嬉しい気持ちになるだけでなく、こころが休まります。
そのようなことを考えていたとき、お世話になっている方から、花には医学的にも効能があると伺いました。

視覚だけでなく嗅覚を含めて、花は交感神経を鎮めて、副交感神経の働きを上げる効果があるそうです。
さらには疲労、抑うつ、怒りなどを鎮めることにも役立つと伺い、花を飾るだけでリラックスできることを再認識いたしました。
出張や旅行で緑豊かな場所を訪れるたびに自然の素晴らしさにこころを動かされますが、花を飾ることで、自然の一端を感じることができるのでしょう。

20191114 ブログ写真2お水の鮮度が花に影響を与えるため、切花の場合は毎日お水をかえることが基本です。
一日でも長く美しく咲き続けて欲しいと願いながら花を愛でることは、自分自身の癒しにも繋がっているのです。

このたび素敵な花々を頂戴いたしましたことをこころより感謝いたします。

礼法で学んだことを通じて

前回のブログでご紹介いたしましたが、先週6日は聖徳大学附属女子高等学校3年生を対象に礼法の授業のまとめとして講義をいたしました。20191111 ブログ写真1
毎年、何人かの方々に礼法の授業に関する印象を伺っていますが、今年は具体的な事例を挙げて意見を述べてくださいました。

以前、ある生徒が電車の中でご年配の方に席を譲ったときのことです。
「どうぞ」と席を立って譲ろうとしたとき、相手の方が「私を年寄り扱いするのですか」と強い口調でおっしゃったそうです。
それがきっかけで席を譲ることができなくなってしまった。
しかし、礼法の授業で「こころ」を「かたち」に表す大切さを学び、再度、席を譲ることへの勇気を持って行動してみたところ、相手の方が喜んでくださり、とても嬉しかったと語ってくださいました。
その話をクラス全体が真摯な態度で聞く姿が大変素敵で、胸が熱くなりました。

また、卒業式では礼法の許状を卒業生に差し上げますが、通常の授業とは別日に行う試験に合格した方々には「正伝」という許状をお渡しいたします。
3時間目と4時間目の間の休み時間、礼法室において正伝に合格した生徒の方々と記念写真を撮りました。
短い時間でしたが、皆様の明るい笑顔に触れられたことも嬉しく思いました。
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卒業後も、礼法で学んだ相手を思う「こころ」を、それぞれの状況に応じた「かたち」を通じて周囲の方々に届けながら人間関係を円滑にし、素晴らしい未来をお過ごしになることを心底からお祈りしています。

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