秋の彼岸

27746173_s日中の日差しは変わらず厳しいですが、それでも「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、少しずつ秋らしくなってまいりました。
さて、秋の彼岸は9月23日が中日、20日が彼岸入り、26日が彼岸明けです。
よって、今日は彼岸期間の2日目です。

農耕民族の日本人にとって、収穫を無事に迎えることへの祈りや豊穣と収穫への感謝は欠かすことができず、ゆえに太陽の神を信仰する「日願」が彼岸に通ずるとも考えられてきました。
また明後日23日の秋分の日は、国民の祝日に関する法律で「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。
この日は太陽が真東から出て、真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなります。
そこで、彼岸と此岸(現世)が近く、通じ合える日とも考えられてきたのです。

彼岸の期間は、「先祖を供養するとともに自然への感謝の念を持ち、自身への内省も忘れない」として、お過ごしになってみてはいかがですか。

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