サクランボ

IMG_0656前回に続いて、旬の食べ物について触れたいと思います。
サクランボは、桜坊、桜桃とも書きます。
原産地は、現在のトルコ周辺といわれています。

日本でサクランボが栽培されるようになったのは明治時代で、その後は品種改良を重ねて現在のように甘み豊かなものができました。
写真のサクランボは、門下の方から頂戴した佐藤錦です。
佐藤錦は山形県東根市の佐藤栄助氏によって、関東にもおいしいサクランボを出荷することができないかという思いより、交配開始から10年かけて作られました。
佐藤氏の親友だった苗木商の岡田東作氏によって、1928年(昭和3年)に佐藤錦と命名されたそうです。

IMG_0645サクランボは、花が咲いて実ができる、対にもなることから縁起が良いものと考えられています。
可愛らしいサクランボは見ているだけで幸せな気持ちになりますが、日本のみならずリチャードジノリやヘレンドなど、海外でもサクランボの絵柄を用いた素敵な陶磁器が作られています 。

むくみ解消、美肌、免疫機能を高めるなど、様々な効果がサクランボにはあります。
旬の5月から7月の間に是非、召しあがってみてはいかがでしょう。

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