お天道様
私は信者ではありませんが、教会が隣接しているカトリック幼稚園を卒園した後、小学校から専門学校までカトリック精神に基づく女子教育の中で育ちました。
一方、父方の祖母は日蓮宗の尼僧でしたので、仏教にも親しみがあります。
宗教に関して、ブログで軽々にお伝えすることは控えたいのですが、私の世代以上は昔から目には見えない力によって、自分の思うままに行動に起こす前に、制御する力の存在があるのではないでしょうか。
たとえば、「お天道様が見ている」という気持ちがこころのどこかに存在している人が多いのではないかと思うのです。
お天道様は、おてんとうさま、おてんとさま、と読みます。
太陽に畏敬と尊敬を込めて、天地をつかさどり全てを見通す超自然の存在を表します。
ときに、お天道様は太陽神として扱われることもあります。
お天道様に恥じない行動をする。
そのような気持ちがこころのどこかにあるかないかで、簡単に人のこころを傷つける、あるいは取り返しのつかないほどの重大な過失を避けることができるかもしれません。
それは他人から教わることでなく、家庭での深い愛情から導かれる感謝のこころとともに育まれるものではないかと思います。
周りから愛される人を、太陽のような人、ということがあります。
公私ともに、いつも明るく太陽のような存在に少しでも近づけるよう、こころがけたいものです。