虚心坦懐〜年始に思うこと〜

IMG_9092謹んで新年のお慶びを申しあげます。

本年最初のブログですが、以前から読んでくださっている方、あるいは今年から読みはじめてくださる方、全ての方々に小笠原流礼法の根底にある「こころ」をこのブログを通じて少しでもお届けしたく、お力添えのほど、よろしくお願い申しあげます。

また、多くの方々から年賀状、メール、LINEでのメッセージを頂戴いたしましたことをこころより感謝申しあげます。

皆様におかれましては、どのような年末年始をお過ごしでしたか。
毎年、ある友人は年末にからすみを、別の友人は元日に丸餅を、それぞれ京都から送ってくださるのですが、からすみとお餅の組み合わせは最高で少々食べ過ぎの傾向にありましたが、お屠蘇から始まる家族との三が日は心地よく過ごすことができました。

さて、このたびは年始に思うことについて記したいと存じます。
12月初旬に体調を崩してしばらくの間は本調子でなかったのですが、年が明ける頃から元に戻り、ようやくお正月休み中は12月下旬に実働師範(実際に教室などで指導をしている師範)の方々からの提出書類を静かなオフィスでゆったりと拝見することができました。
書類とともに書状やメッセージカードなども同封いただき、こころ和むおことばや優しさ溢れるメッセージからは、表現できないほどの感動や勇気をも頂戴いたしました。

長きにわたり小笠原流礼法を学び、指導者として礼法を伝える立場でありながら、慎ましさと感謝を忘れることなく、真摯な気持ちで何事にも取り組む姿勢は大変難しいことです。
しかし、指導者だからこそ、そうしたこころがけが重要と思えてなりません。

また初心に帰るとともに、「虚心坦懐」も忘れてはならないと考えています。
虚心とは、先入観など持たず素直であること。
坦懐とは、こころが穏やかでわだかまりがないこと。
よって、虚心坦懐とは、わだかまりのない素直なこころで物事にのぞむことを指します。

今まで以上に、お稽古や講義、研修においても、わだかまりのない素直なこころで仲間との穏やかな時間を過ごすことの大切さについてお伝えするとともに、私自身も虚心坦懐を念頭に置いて過ごしてまいりたいと存じます。

IMG_9088今日は都内神社で御祈祷いただいた後、スタッフとともに清々しい気持ちで虎屋茶寮にてお雑煮をいただいてからオフィスにまいりました。
皆がお雑煮を美味しそうに召しあがる表情が嬉しく、素敵な仕事始めの日を過ごしております。

ところで、うさぎは前にしか進まず跳躍することから飛躍の象徴であり、子孫繁栄、縁結びなどの縁起にもつながるなどともいわれています。
これからの一年、うさぎのように穏やかな表情で、努力を怠ることなく、少しずつでも前に進んでまいりましょう。

このページの先頭へ