卒業生に向けての授業

IMG_4965先週、聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校にて、卒業生対象の礼法特別授業を行いました。
過去のブログでも触れていますが、毎年、礼法の授業に関して、必ず印象に残ったことを伺っています。
中学校3年生は、次のような意見を聞かせてくださいました。

襖の開け閉て、折形や紐結びなど難しいこともあったが、日本文化を学ぶことができてよかった。
小笠原流礼法の授業があることでこの学校に進学したが、様々なことが学べて嬉しかった。

また、高校3年生からは、

浴衣の着付けを学べてよかった。
立礼や座礼などのお辞儀が印象的だった。

という意見を伺いました。
また、品格についても皆様と考えた折、ある生徒の方が当日、前に座っていた同級生の姿にいつも品格を感じる、と話してくださいました。
その理由は、凛とした姿勢と、相手の目を優しい表情で見ながらお話になることによるものであることも、発言の中から理解できました。

IMG_4989聖徳では、卒業式の中で中学3年生と高校3年生に礼法許状をお渡しするのですが、高校3年生は試験を受けて合格した方には対して、さらに上のランクの許状を差しあげます。
その合格発表当日でもあったのですが、授業後に合格なさった皆様と写真撮影もあり、楽しく明るい雰囲気の中で帰路につくことができました。

卒業生、お世話になった方々に感謝いたします。

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