御事始めと御事納め

381109_s12月8日は、御事始め、あるいは御事納めの日。
陰暦12月8日と、2月8日に行なわれた年中行事です。
主に東日本に行なわれ、一方を御事始め、一方を御事納めとします。
つまり、正月を中心にして12月8日を御事始め、2月8日を御事納めと呼ぶ。
あるいは年間の農作業を中心に、2月8日を御事始め、12月8日を御事納めと呼ぶところもあります。
「こと」については、年間の農耕儀礼、あるいは正月祭の意味にも考えられています。
目籠を竿につけて軒に立てる、または汁を食べることもあります。

この日は、針供養とも結びついています。
針供養とは、針の使用を忌んで裁縫を休み、その年の折れ針・古針を豆腐やこんにゃく、あるいは餅などに刺して近くの社寺に納めて祓う、または供養する行事です。
紙に包んで川へ流すこともあります。
事八日の日は忌日とされていたことから、針仕事を休む日と考えられたことがわかります。

25301781_s現代においては、裁縫に用いる針だけでなく、長きに渡って大切にしてきたものに感謝する日と捉えてはいかがかと思います。
たとえば、そろそろ買い換えようかと思っている長年使用しているペン、ずっと大切にしていた人形なども考えられるでしょう。

年中行事は、日頃の生活に感謝の念を育むことのできる日が多くあります。
皆様は本日、何に感謝なさいますか。

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