白帷子

旧暦8月1日は八朔。
八は8月、朔は月の第一日を表しています。
古くは田の実の節供ともいわれ、稲に実がつく時期に、農作の神様に豊作をお願いし、ともに働く仲間に感謝することから始まりました。
八朔節供と呼ばれることもあります。

室町時代には、この日は白帷子を着ることが決まっていたことが伝書からもわかるのですが、武士のみならず、吉原の遊女たちも白の小袖を着ていたといわれています。
なぜ、白の着物を着るのでしょうか。

伝書には、「八朔に白帷子を着る事 当季の色なり」とあります。
つまり、旧暦においての8月は秋の季節であり、秋の色は白なのです。
木々の葉落ち月が語源となって8月が葉月と呼ばれることからも、秋の月であることがおわかりいただけるかと存じます。

IMG_7731ところで、今日は白のワンピースを着ています。
今からお出かけになる方は白色の装いで外出なさってはいかがでしょう。
すでに外出中の方は、旧暦8月ということより、9月1日にずらして白色をお召しになってもよいかもしれません。
本日は、ともに働く人や周囲の方々に感謝の念を深める日と心得てお過ごしになってみてはいかがでしょう。

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