オーバナイトオーツ

イギリスに留学していた頃のことです。
各国から生徒が集まっていたので、3ヶ月に一度ほど、自国の文化や料理を紹介するイベントがありました。
スイス人の留学生たちは、オーツ麦、大量のヨーグルトと牛乳、バナナとりんごを細かく刻んだものを大きなガラスの器に入れ、さらに蜂蜜を足して混ぜながら、「本当は少し時間が経ったほうが美味しいのだけれど、味見してみない?」と、できたてをいただくことがありました。
あまりの美味しさに感激し、数日後に町の食材店を何軒も巡って材料を購入したことをスイス人の留学生に伝えたことがきっかけで、帰国後も日本で再会するほど親しくなることができました。
父は祖母(小笠原日英)の影響で蜂蜜を入れた熱々のオートミールが好きで私も一緒に食べることがあったのですが、ご存じのようにオートミールはオーツ麦に牛乳を入れて煮ますので、オーツ麦を生のままいただくことはなく、独特な食感も気に入る理由のひとつでした。

海外のみならず、国内でも外資系ホテルのビュッフェスタイルでの朝食には、オーツ麦やドライフルーツの入ったミューズリーが並んでいることが多々あります。
ミューズリーは、スイス人のマクシミリアン・ビルヒャー=ベンナーという医学博士が療養所の患者さんのために開発したことから、ビルヒャー・ミューズリーと呼ばれることもあります。
健康にも良いので、今でも我が家では定番の朝食、おやつでもあります。

また過日は、「オーバナイトオーツ」について作り方が説明されているテレビ番組を観ることがありました。
名前の通り、一晩おいたオーツということで、オーツ麦、ナッツや果物、牛乳やヨーグルトを入れて寝かせることで、粘りがでて美味しくなるのです。
皮が黒くなるほど熟したバナナを軽く潰したものを混ぜると、より滑らかな食感で甘味も増すので食べやすく、食欲のないときにもおすすめです。
24068963_sもうすぐ9月ですが、夏のお疲れが出ませんよう、普段は朝食を普段召し上がらない方も是非一度お試しください。

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