伝え方と受け止め方

何名かの方々とご一緒したときのことです。
女性お一人が遅れて到着され、皆様との名刺交換後に私の前の席にお座りになりました。
しばらくすると、会を主催する方が少し遠くの席から私たちのテーブルへと移動して雑談を交わされた直後のことです。

その方はさりげなく遅れていらした女性のお顔をご覧になりながら「明るく可愛らしくて楽しい方ですね」と笑顔でおっしゃると、「ただ、人と会う瞬間は、相手の目を見て挨拶をするほうがいいと思う。国内外問わず、相手の目を見ないと信頼を持ってもらえなくて誤解される可能性があるのでもったいない。それができたら、みんなが君のファンになること間違いない」と続けてお伝えになりました。
女性は穏やかな表情で話をお聞きになり、「そうですね。これからは人の目を見て挨拶するようにします」と素直におっしゃいました。

相手の良い点を伝えてから、自分の感じたことを話す。
伝えられた側は、相手のことばを真摯に受け止めて素直に感謝の気持ちを伝える。
双方に他者への思いやりがあるからこそ、お二人の会話を通じて、さらにその場が和んだのではないかと拝察いたします。

IMG_6935相手の気持ちを害さずに思いを伝えることはときに難しく、伝えること自体に勇気が持てない状況もあるかと思います。
しかしながら、それらを超えることで、より素敵な空間が広がると実感いたしました。

皆様とのご縁だけでなく、学びの機会をも頂戴したことに感謝いたします。

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