信頼と味

過日、息子さんがお料理を、お母様が給仕をなさっているお店でお食事をしたときのことです。
お世話になっている方が、プライベートに関する嬉しいお話を聞かせてくださいました。

お話を一緒にお聞きになった瞬間、息子さんはことばに表さず、ただ指を縦に口へと当ててお母様に示されたのです。
その行動で息子さんが何をいいたいのかを理解なさったお母様は、「お客様の大事なお話を伺えてとても嬉しいです。もちろん口外はいたしません」とおっしゃり、息子さんは小さく静かに笑顔で頷きながらお料理をお皿に盛り付けていらっしゃいました。

おおげさにせずに、お客様の気持ちを察する。7.12写真
親子の優しい言動が信頼感を生み、さらにはお料理の味にもつながる。
何と素敵なことでしょう。

幸せな空間は、人が作り出すことを改めて学びました。
ご一緒した方々に深く感謝いたします。

 

 

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