大切なノートの切れ端

直門のお稽古のさい、こころ温まるお話を伺いました。

少し前のことだそうですが、ある日宅配で荷物を受け取り、中を確認すると、お菓子に添えて「先日はありがとうございました」という感謝のことばがノートの切れ端に記されていたということです。

20210215差出人は、大学生のご子息の高校時代の友人。
ご友人は一人暮らしをしていて、ご自宅に遊びにいらしたことへのお礼として、アルバイト代の中から用意して贈られたお品だったそうです。
その後、またその方が遊びにいらしたときにお菓子とメッセージのお礼をお伝えするとともに、「便箋に書いたらさらに素晴らしいと思いますよ」とお話したとのこと。
その後は、常に便箋にことばを認めてくださるようになった、と優しい表情で語ってくださいました。
ノートの切れ端のメッセージは、大切に保管されているそうです。

社会人であっても、誰もがお礼の品を準備し、便箋やカードを添えるこころ遣いを実践できるとはかぎりません。
ましてや大学生が自発的にこうしたことができるだけでなく、他者からのアドバイスに耳を傾けて積極的に行動に移す素直さ、なんと素敵なことでしょう。

まごころを込めた贈り物の魅力を改めて知る機会に感謝いたします。

このページの先頭へ