独具匠心

元文化庁長官近藤誠一様と日本舞踊実践家宇津木安来様と久しぶりにお会いする機会がありました。
お二方とは昨年2月に匠対談シリーズでご一緒する栄を賜り、その様子はブログでもご紹介いたしましたが、お目にかかるたび日本の伝統文化の魅力を改めて教えていただきます。

20201126その日、帰宅後に近藤様の御著書「対談集 日本の匠」を拝読しながら、「匠」について考えておりました。
匠には、職人、技芸に長じた人などのほかに、新しい物を作り出す工夫やアイデアといった意味が含まれます。
昨今は、あらゆる分野において、興味があることに対して時間をかけずに学び、身についたと思い違い、独自にアレンジしたいと思う傾向があるように感じます。
しかし「独具匠心」、独創的な工夫が人の目に素敵と映り、他者のこころを動かすには、当たり前のことを当たり前と思わず、常に慎みの気持ちを忘れずに基本的なことにこそ修練を重ねるこころがけが欠かせないのではないでしょうか。
私自身、常に基本に立ち返りながら、新たな挑戦をし続けていきたいと思います。

皆様とのご縁によって生かされていることに拝謝いたします。

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