丁寧さと迅速さ

20201029_2先日、定期検診で病院に行ったときのことです。
採血室前の椅子に座っていたのですが、検査科の方はお一人で、次から次へと何人もの方を採血なさっている様子。
しかし、慌ただしい素振りは一切なく、手際良くご自身の手腕の消毒と手袋の交換を繰り返しながら、一人ひとりに声をかけていらっしゃいました。

私の番になり、腕を前に出すと「よい血管をお持ちなので、安心して採血にのぞめます」といってくださいましたが、そのように声をかけていただいたことは初めてで、緊張が解ほぐれました。
それだけでなく、採血がとてもお上手だったのです。
「全く痛みがありません。ありがとうございます」とお伝えすると、「とんでもない、よい血管のおかげでスムーズに終えることができ、ありがとうございます」と控えめに答えてくださることも素敵で印象的でした。

丁寧さと迅速さを両立することで、仕事の効率をあげながら、他者への思いやりをも表すことができる。
それには、頭とこころ、どちらも積極的に働かせることが必要であると、このたびの経験から改めて痛感いたしました。

さて、今週で神無月が終わります。
霜月と師走、今年も残りあと2か月となりますが、何事にも丁寧さを忘れずに過ごしてまいりたいと思います。

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