トゥンカロン

20200924打ち合わせの折、お世話になっている方からおみやげを頂戴いたしました。
箱の中に入っていたのは、色鮮やかなマカロン。
このように、通常のシンプルなマカロンがデコレーションされているものをトゥンカロンと呼ぶそうです。
呼び名のルーツを調べたところ、このお菓子は韓国発祥で、韓国語で「トゥントゥンハンマカロン」は「太ったマカロン」という意味。
トゥントゥンハンマカロンを省略して、トゥンカロンとなったようです。

マカロンはイタリアが発祥で、のちにフランスに伝わります。
ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式のさいに献上されたサン・ジャン・ド・リュズに本店がある「メゾン・アダム」のマカロンがきっかけとなり、フランスでもマカロンが広まったそうです。

マカロンといえば、忘れられない思い出が二つあります。
今から15年以上前のことですが、趣味の域を超えるほど本格的なお菓子をお作りになる門下の方がお稽古の折にマカロンを作ってきてくださったのです。
2口ほどでいただけてしまうくらいの小ぶりの可愛らしいマカロンでしたが、前日から準備を始め、かなりの時間を要して丁寧に作ってくださったことが後にわかり、今でも忘れられないほどの感激をいたしました。

もうひとつの思い出は、5,6年前にパリでワークショップを行なった時のことです。
酷い風邪を引いてしまい、毎日ワークショップの会場とホテルの往復をするのみだったのですが、現地でお世話をしてくださった方が帰国日にホテルまできてくださり、美しいマカロンをおみやげにと持たせてくださいました。
帰国後、その方の優しいこころ遣いがマカロンに詰まっているような思いで頂戴したことを憶えています。

見た目にも素敵なトゥンカロンにこころをのせて、近々お世話になっている方に差しあげたいと思います。

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