絨毯

皆様が普段、ご自宅で過ごしていらっしゃるお部屋は絨毯、フローリング、あるいは畳ですか。20200507(1)

少し前になるのですが、絨毯に関する素敵な記事を読むことがありました。
現存する世界最古の絨毯はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館蔵のパジリク絨毯、年代が判別できる世界最古の絨毯はロンドンのヴィクトリア・アルバート美術館蔵のアルデビル絨毯ということです。

日本においての絨毯の歴史は、明の時代といわれます。
室町時代の武士は、それまで毛織物の文化が浸透していなかったなかで毛氈の一種を好み、陣羽織に仕立てるなどしていたようですが、絨毯として用いられるようになったのは明治時代以降です。
その頃の絨毯は、現代のように靴を外して家にあがった状態で室内に敷き詰められて用いられるのではなく、床の上に敷くものでした。

床の上に敷くといえば、畳も公家や武家において敷き詰められるようになったのは室町時代からで、それまでは移動式で用いられていました。
一般的に畳が敷き詰められるようになったのは江戸時代からです。
畳が広まることが正座を普及させるひとつのきっかけともいわれています。

20200507(2)話が脱線いたしましたが、私たちの生活様式はこのような変化を経てまいりました。
畳から絨毯になっても、あるいはフローリングであっても、床に直接腰を下ろす場所は清浄を保ち、そこにくつろぎや安らぎを感じる文化はいつまでも失いたくないものです。
この週末は、家の床の隅々まで丁寧にお掃除をしたいと思います。

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