紙幣外包み作成を通じて

何年も前ですが、お世話になっている方から、「慶事に用いることのできる、いくつかの種類の金子包み(祝儀袋)を作って欲しい」とのご依頼を頂戴いたしました。
そして先日は「以前お願いした祝儀袋の中から、こちらの包みと結びで作っていただけませんか」とメールに写真が添付されたものを受け取りました。

20191212ご依頼の包みは、紙幣外包みという折形に金銀の水引をあわび結びで結んだものです。
そこで折形が得意な門下の方にお手伝いをお願いし、30包みほど作成をいたしました。

「色々な折形のなかで最もシンプルな包みを選んでくださったのですね」と門下の方がおっしゃいましたが、シンプルだからこそ端正に仕上げることが求められ、一折一折にこころを込めて作成しているかどうかが一目で判断できます。
折形は若い頃から夢中になり、先代からの指導もあって修練を重ねてまいりましたが、このたびの作成で新たに結び方のコツを発見することができました。
早速、門下の方々へのお稽古時にお伝えすることが楽しみです。

折形だけでなく、他の分野に関しても学びを深めてまいりたいと存じます。

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