こころを尽くす指導者

昨日、一昨日は、パーティーや懇親会などで多くの方々とお目にかかり、貴重なお話やご祝辞などを拝聴する機会が重なりました。

ある大学では、教授のお話を伺いました。
その大学では、卒業試験、さらにはもうひとつの目標に向かって最終学年からは約10人で班が構成され、班ごとに与えられた部屋で勉強をするそうです。
その勉強部屋と呼ばれるお部屋を少しだけ拝見しましたが、生徒さんたちが互いに笑顔で接しながら、真剣に学ぶ姿にこころを揺さぶらました。20191007 ブログ写真1

耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)。
生徒たちは残された日々、努力を怠ることなく今を耐えれば、その先には麗しい花を咲かせることができる。
教授がお話の後半でこのように語られたことが印象的でした。

また昨日は、お世話になっている方があるお稽古ごとの教室を開いてから40年を祝う会に出席いたしました。
1期生は先生の同級生の方々で、現在一番お若い生徒さんは高校3年生ということです。
20年以上お教室に通っている方のお祝いのスピーチでは、家庭でもなく、仕事場でもなく、皆さんと過ごすお教室での第三の環境は、ここちよいものだからこそ今まで続けることができた、とおっしゃっていました。
帰りのエレベーターの中では、先生の同級生の方々が「先生は学生の頃から控えめでいつも変わらない優しいお人柄。今日を機に改めて尊敬の念を抱いた」と口々に話していらっしゃいました。
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教わる内容の素晴らしさとともに、学びの場に集まる人々がともにこころを寄せ合い、安らぎを感じることによって、その縁が末永く続く。
それには、誰に対しても穏やかで、皆様の幸せを願ってこころを尽くす素敵な指導者の存在が不可欠であることを実感いたしました。

さて過日、1名の師範の方が総師範証を取得なさいました。
その方の親先生には深く感謝するとともに、今後ますます受講者が自然とこころを寄せ合うなかで指導をなさることを願っております。

本日は夕方に講演の予定がございますが、この2日間、皆様に教えていただいたことをこころがけながら、礼法をお伝えしてまいりたいと思います。

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