おみやげへの感謝

時折、お世話になっている方々とお食事をする機会があります。
そのようなさいには、皆様と楽しいひとときをご一緒する感謝の気持ちを込めて、お菓子やお酒など、こころばかりの品をお持ちいたします。
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つい最近の会食では、「ここのところ気に入っているものなので、お口にあうとよいのですが…」と、お食事にお招きいただいたうえに、大変美味しいお菓子を頂戴いたしました。
すぐに手に入りにくいものであるゆえ、かなり前から予約をしてくださっていたことが拝察でき、ありがたいと思うばかりでした。

また過日の会食では、年長者の方から、「いつもおみやげを頂戴するばかりで申し訳ないと思っていました。何か御礼の品を差し上げたいと考えていたので・・・」というおことばとともに小さな箱を受け取りました。
開けてみると中には美しい色のブレスレットが入っていたのですが、お知り合いのお店で選んでくださったそうです。
日々数多くの贈答品を受け取っていらっしゃるお立場の方ゆえ、贈答品を受け取ることを当然と思わず、謙虚な気持ちを忘れることなく、このような素敵なこころ遣いを持ち続ける大切さを教えていただきました。

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門下の方からも、お稽古の折などにおみやげを頂戴することがあります。
個人的に渡してくださるさいに、周囲のお仲間に余計な気持ちの負担をかけないよう、渡すタイミングなどを配慮されていることを感じますと、嬉しさが高まります。

以前にも記しましたが、「もの」に「こころ」を込めることによって、ことばで表現する以上に相手への気持ちを届けることができます。
それには慎みのこころを持ちながら、前述のように渡すときのタイミングや状況も加味することが欠かせません。
おみやげの語源については、次回にご紹介したいと存じます。

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