ウェルネス

過日、ホテルやレストラン業界の方々へ向けた専門誌の取材を受けました。
大きなテーマはウェルネス。
ウェルネスとは、健康であることを基盤に、豊かで輝く人生を目指すことをいいます。
身体的、精神的、さらには社会的に健康で安心な状態ともいえましょう。

取材中は、小笠原流礼法をウェルネスに活かすとするなら、どのようなことが考えられるかということにも話題が及び、すべてを記すことはできませんが、簡単には次のようにお話いたしました。

IMG_6078もてなす側ともてなされる側、どちらもストレスを抱えずに同じときを過ごすには、こころの交流が重要であり、相手に対する「こころ」をできるかぎり誤解を招くことなく伝えるために作法という「かたち」を身につける。
相手に対する「こころ」は、自己を慎みながら周囲を察することにより生まれる。
さらには状況に応じた的確な判断をもとにした自然かつ美しい「かたち」、すなわち言動によって心地よい空間が作られ、人間関係が円滑になる。

私にとってのウェルネスには、笑顔が欠かせません。
なぜなら笑顔がない生活は、心身ともに健康で豊かな人生と思えないからです。
取材を終え、インタビューをしてくださった方から、「お話を伺うまで、小笠原流礼法とは決まりきったかたちをイメージしていましたが全く異なるものなのですね」といっていただきました。
ひとつの答えにとどまらず、臨機応変であるからこそ、礼法は日々の生活に役立てることができます。
ウェルネスにも礼法を活かしていただけるように努めてまいりたいと思います。

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