軽やかな心地よさ

山梨県南アルプス市は6町村が合併して2003年に誕生したのですが、その6町村のひとつ、櫛形町は小笠原家発祥の地で、初代は小笠原長清。
旧櫛形町の頃から長清公顕彰会がつくられ、先代の頃から頻繁に櫛形町からのご依頼により長清公顕彰会小笠原流礼法講座でのご指導に伺っており、昨日は令和となって最初の南アルプス市への出張でした。

IMG_5638私が伺うようになってから今年で23年目ですが、常に心地よい雰囲気のなかでご指導ができます。その理由のひとつをこのたびの出張で実感することができました。
たとえ門下の方でなくても、出席者の皆様が南アルプス市は小笠原ゆかりの地であるということに思い寄せてくださる。
その共通の感情が温かい雰囲気をつくり、和を生み、心地よさに繋がっているのではないでしょうか。
誰にでも生まれ育った地があり、その地を離れたとしても故郷に思いを馳せることがあると思いますが、南アルプス市は遠い先祖ゆかりの場所でありながら、訪れるたびに懐かしさを覚えます。

IMG_5639さて、毎年、初回は小笠原流礼法についての基本的なことをご指導しています。
相手と共有する時間をせっかくならともに笑い、心地よく過ごしたいと思う。その思いをできるかぎり実現させるためにも、理由を理解したうえで作法を身につけ、活用することで、より豊かな日常を過ごしましょう、とお伝えいたしました。
今年は最も多くの方々が参加され、初めての方を含めて最後は美しい座礼でご挨拶くださいました。

IMG_5636かげながら支えてくださる方々がいらっしゃらなければ、昨日の礼法講座初回を迎えることはできませんでした。
昨日は午後からかなり強い雨が降っていたそうなのですが、講座を終える頃には雨は止んでいました。
光り輝く月を眺めながら、どんなに小さなことにもこころを込めて、皆様とのご縁を大切にしてまいりたいと強く思いながら心身ともに軽やかな気持ちで帰路につきました。

軽やかで心地よい素敵な時間を頂戴いたしましたことを、衷心より感謝いたします。

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