スペインの縁起担ぎ

小笠原伯爵邸では、毎年スペインナイトという催しが行われます。
今年もお招きにあずかり、5月30日の夜、お世話になっている方をお誘いして伺ってまいりました。

IMG_5545小笠原伯爵邸はスパニッシュ様式で建てられた建物ということから、ピンチョススタイルでお料理が提供され、パエリアは野外にて大きな鍋で作られ、見ているだけで楽しいものでした。

またワインはスペイン全土から取り寄せられていると伺い、下戸に近い私ですが、すすめていただいたワインを飲みながら、以前、「スペインでは年を越すさいに鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べる」と友人から聞いたことをふと思い出しました。

その理由を知りたくなり、簡単に調べてみると、どうやら12は12ヶ月、すなわち1年を表すようです。
マドリードにある広場の時計台の鐘の音がテレビ中継され、その音にあわせて12粒食べると、新年のどの月も幸せに過ごすことができるそうですが、鐘の音の感覚が短いため、12粒全てを食べることは簡単ではないようです。

ぶどうが過剰に豊作だった1900年代初め頃、幸運を呼ぶぶどうとして、生産者がぶどうを振舞ったことに由来するという説もあります。
いずれにしても、大晦日の夜、新たに迎える年の幸福を願ってぶどうを食べる風習は素敵なことです。

IMG_5537IMG_5543IMG_5548

このような各国の風習を意欲的に学んでいきたいと思います。

このページの先頭へ