濱野先生のフランス共和国農事功労章シュバリエ受勲を祝う会

昨日、料理研究家でいらっしゃる濱野昌子先生がフランス料理における多大なご功績により、フランス共和国農事功労章シュバリエを受勲されたことへの祝賀会が帝国ホテルにて行われ、日頃お世話になっている知人、友人の方々にお目にかかることもできました。

IMG_5406濱野先生は優美な紫の着物姿で登壇なさり、凛とした美しい姿勢とユーモアを交えたお話から、会場内には優しい空気が漂っていました。
高校時代、ご自宅でクリスマスパーティーを開かれたさい、ご友人が喜ぶお顔をご覧になり、お料理が人を幸福にすると感じられ、子育てが一段落された頃より「自宅でつくるホテルの味」をコンセプトに、日本で初めてサロン形式でのお料理教室を始められたということです。
また濱野先生はおじさま(故松平博雄氏)からの影響でフランスのチーズに関しても普及に努められ、チーズ鑑評騎士の会の理事でいらっしゃいます。
フランス料理を気軽にいただける昨今と比べて、戦後は食材を確保することも大変だったわけですから、濱野先生のご苦労は計り知れないものがあります。

IMG_5408人生の大先輩でいらっしゃる濱野先生の「令和の時代になってもまだ引退はいたしません」「花を咲かせたい」というおことばに会場内から拍手がわき上がり、人とのご縁を大切になさるおこころがけに感服いたしました。

さらには会場内を何度も回って皆様とご挨拶をなさるおこころ遣いに、痛み入るばかりでした。

IMG_5409着席ブフェ形式でしたが、お料理は美味しいだけでなく盛りつけにも趣向が凝らされ、帝国ホテルのスタッフの方々のおこころが感じられました。
ご子息からの感謝のおことばに、笑顔で深くうなずかれていたことも印象深く、濱野先生を心底から素敵な方でいらっしゃるという思いと、文化は人によって作られ伝えられていくことを再認識するひとときでもありました。

濱野先生から頂戴した皆様とのご縁をこれからも大切にさせていただきたいと思います。

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