ことばから相手のこころを感じる

過日出席したパーティーで頂戴したカードのセットを用い、お世話になった方々に感謝のことばをしたためて、最近お気に入りの切手を貼り投函いたしました。
手紙はカード、便箋、封筒や万年筆などの筆記用具、切手を準備する段階から、こころを表現することができます。

IMG_4490文字をしたためる際には、同じような意味を持ついくつかのことばの中から、どのことばを用いるかによって、大きく印象が異なる可能性もあります。
したがって、手紙を差し上げる相手や状況に応じたことば選びが欠かせません。

さらに忘れてはならないことは、自分の思いを全てことばで表すのは不可能であるということです。
先日、あるテレビ番組に出演されていた方が、最近の若い世代の人は何でもことばで説明してもらおうとする、とおっしゃっていました。
「寂しい」と相手が記してきたとき、「何が寂しいのですか」などと尋ねることはナンセンス。
手紙ならば、文字で記されていない相手の思いを読み取り、こころを交わす。
手紙を送る側、受け取る側、双方に、目に見えることばを超えた、察する力があることで、人間関係が深まるのでしょう。

ことばから相手のこころを読み取り、その一方では自分の思いをことばで伝えることのできる素敵な力を蓄えるように努めてまいりたいと思います。

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