土用の風

20200806(1)今日8月6日は土用明けの日です。
明日は立秋ですが、猛暑の時期はこれからが本番です。

日中は日差しが強いものの、風が心地よく感じられる日もあります。
過日、レストランのテラス席にて、時折吹く爽やかな風のおかげで素敵な時間を過ごすことができました。
そこで今日は、土用の期間の風についてご紹介いたします。

土用東風とは、夏の土用に吹く涼しい北風。青東風(あおごち)とも呼びます。
土用あいとは、夏の土用に吹く涼しい北風。
土用凪とは、夏の土用に風がまったくないこと。

このほか、夏に日本海側で沖から吹く穏やかな北風をあいの風、夏の季節風をひかた(しかた)というそうです。

20200806(2)今週末の連休中は混雑状況にも留意し、風を楽しみながら読書ができたらと思っています。
皆様におかれましては、よき週末をお過ごしくださいませ。

箸の両端

4年前にもご紹介いたしましたが、明日8月4日は箸の日であることから、本日は箸に関する心得をご紹介したいと思います。

20200803取り箸が用意されていないときに大皿からお料理を取り分けなければならない状況において、皆様はどうなさいますか。
直箸は失礼なので、使用している箸の反対側を使って取る方が丁寧ではないかとお思いになりますか。

相手を気遣うことはとても大切なのですが、反対側の箸先を使用することは好ましくありません。
なぜなら、片側の箸先は人間、もう一方の箸先は神様がお使いになると考えることより、箸を上下逆さにして食べ物を取ることは「返し箸」「逆さ箸」などといって嫌い箸のひとつとされてきたからです。
また無意識に手で触れている可能性があるこことも清潔感に欠けます。

したがって、別のお箸を用意いただくことが望ましく、どうしてもそれが叶わないときには、自分の分を直箸でなるべく箸先が周囲の食べ物に触れないようにと注意しながら取るということになりましょう。

当分、大人数で食事を共にすることは難しいと思いますが、何かの機会に、取り分けるさいの心得を活用いただけましたら光栄に存じます。
カジュアルな席においても、素敵な振る舞いをこころがけたいものです。

信念

自宅近くで美しく咲いているムクゲを見つけました。20200727
ムクゲは中国など東アジアを原産とし、日本には平安時代に渡来したといわれています。

夏から秋にかけて長い期間咲き、植えた翌年から花を咲かせることからも、生命力を表すとされています。
一方、ムクゲは一日花のため、祝儀の場では避けるべきという考え方もあります。

さて、「信念」はムクゲの花ことばのひとつです。
信念とは、硬く信じて疑わないこころを指します。
時に、人は自分の考えに捉われてしまい、他者への思いやりに欠けてしまうことがあります。
常に融通性を忘れず、ゆったりとしたこころで信念を持ち続けたいものです。

薬草いろいろ

少し前のことですが、以前から興味のあったハーブティーについて学ぶことがありました。
紀元前2600年から中国で始まり、5000年以上前にはインドでもハーブが用いられ、紀元前4000年頃のフェヌグリーク(ハーブの一種)の種子がエジプト遺跡から見つかっているそうです。

日本でも、薬草や薬木は盛んに用いられてきました。
たとえば、江戸時代にびわの葉は肉桂、呉茱萸、甘草などと共に煎じて飲まれていたようです。
ただし、びわの葉や種子を大量に摂ることは、健康を害する危険性も忘れてはならないとも伺いました。

「自分好みのお茶を知る」ということで、カモミール、リンデンフラワー、ラベンダー、レモングラス、レモンバーム、びわ茶など、何種類ものハーブティーを試飲することもできました。
アロマオイルの香りとしてはラベンダーが好きなのですが、試飲したハーブティーではカモミールが最も自然な口当たりに感じて、その晩から毎日、就寝前に飲んでいます。

20200727また昨年のパリ出張の折、現地の友人から、フランスではBIO(有機栽培由来の製品)のアロマオイルが日本と比べて安価なのでおすすめ、と聞いてラベンダー、ペパーミント、グレープフルーツなど、様々なアロマの精油を購入していたことをすっかり失念していました。
そこで、昨日までの連休中はこれらのアロマオイルを室内に焚いて、気分をリラックスしながら仕事をすることができました。
アロマオイルは抗菌剤、抗ウィルス剤の効果があり、心身のバランスを整え、免疫力を高めることに繋がるともいわれます。

皆様もお好きな香りや味のハーブを見つけて楽しみながら、健康維持をなさってみてはいかがでしょうか。

自然栽培と人間

20200720無農薬・無肥料のお野菜づくりをなさっている方のお話を拝聴する機会をいただきました。
ご講話の冒頭、土壌づくりと人間の体調を整えるのは同じ、と伺って興味はさらに深まりました。

腸内環境を良くすることが健康に繋がるといわれますが、土も微生物が好む環境をつくり、ゆえに無農薬・無肥料を実現できるそうです。
雑草が虫食いを防ぎ、小さい玉ねぎと通常の玉ねぎの細胞数が同じでことも初めて知りました。

天候に関わらず、スタッフの方々は毎日畑に入って手入れをなさるそうで、良質なお野菜を作りたいと願うおこころが伝わってまいりました。
自然栽培のお野菜には、ミネラルや栄養素が豊富で、身体によいことばかりです。

さて、「人」と「良」で「食」。
食偏のひとつに「養」があります。
自然栽培のお野菜は成長が遅く、収穫まで時間を要するとのことですが、野菜作り、人間関係、どちらも短期間で養うのは難しいといえましょう。

さて、ご講話の途中で自然栽培のゴーヤとつるむらさきをいただきましたが、生でも美味しく、香り豊かでした。
皆様におかれましても、身体に良いものを積極的に取り入れながら健康的にお過ごしください。

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