同窓会

同窓会3月4日土曜日、母校近くの都内レストランにて同窓会がありました。
高校卒業後、同じ敷地内にある姉妹校に進学したのですが、今年は卒業して大きな節目の年。
当日は午後から山梨への出張。
少しでも同級生と会いたかったので、途中退席とはなりましたが、1時間ほど友人達とランチを楽しみました。

母として、社会人として、それぞれの道に進みながら、誰もが当時とかわらない笑顔で集まる機会を得られたことが何よりも幸せでした。

ランチの後は新宿からあずさに乗車。
毎年恒例の長清公顕彰会主催食事マナー講習会会場となる南アルプス市へと向かいました。
講義を行ない、食事をしながらの質疑応答を含めて、参加された皆様と懇親を深めさせていただきました。

旧友の笑顔と旧交を温められたことに感謝。
南アルプス市のお世話になっている方々や参加くださった方々に感謝。
胸一杯の感謝と幸福感に浸りながら帰路につきました。

菱餅

菱餅明日は上巳の節供。
最近は雛人形を飾るご家庭が減っていますが、せめて、節供の時期であることは忘れないでいただきたいと思います。

和菓子店やスーパーなどには、雛あられとともに菱餅が販売されていますが、菱餅の三色、皆様は覚えていらっしゃいますか。

上からピンク、白、緑(またはピンク、緑、白)の順で菱形のお餅が重なっているものが多いのですが、この三色については様々な説があり、宮中でお正月に食べられる菱花びら(花びら餅)の影響によるもの、とも考えられています。
また三色になったのは江戸時代以降、といわれていますが、小笠原流では上巳の節供に限らず、菱形のお餅を三枚、飾ることがあります。

ピンク(赤)は厄を祓い、桃を表す。
白は清浄、雪を表す。
緑は草(よもぎ)であり、よもぎは邪気を祓い長寿を得られ、大地を表す。

このような意味で、三色が用いられるようになったようです。
昨年3月3日のブログで草餅(よもぎ餅)についてふれましたが、小笠原流の伝書にも草餅について記されています。

明日は門下の方々との打ち合わせがあるため、スタッフが和菓子店にさくら餅を予約してくれました。
よもぎ餅ではないのですが、さくらの花が咲く前に、春の香りや季節感を楽しみたいと思います。

使い込まれた品の魅力

行李鞄昨晩、テレビで鞄をテーマにした番組を見ました。

日本における鞄の起源のひとつが柳行李にあるということ。
豊岡でつくられた柳かごが正倉院に納められているようですが、江戸時代になると柳行李(やなぎこうり)は豊岡藩の独占取扱品になったそうです(柳行李とは柳で編んだ箱型の入れ物)。
その柳行李が明治時代には行李鞄として、人々に使い始められました。

伝統工芸士の方が柳に麻糸を通して編み、行李鞄を作成する行程は一見、単純な作業に見えて、かなりの技術が必要とされることが推測できました。
使っていくうちに色や艶が増し、味わいが出る魅力が画面から伝わり、手にとってみたくなりました。

また都内で作られているヌメ革の鞄についても紹介されました。
ヌメ革は傷がつきやすく、雨に弱い。
しかし、革の表面にある血筋や虫刺されのあとが牛の生きてきた過程そのものを表し、趣があるというお話にも納得ができました。

ところで、大切にしている革製の長財布が汚れてきたので、あるお店にカラーリングの相談をしたことがあります。
革に色を重ねることで風合いが損なわれる可能性があり、おすすめできないといわれ、そのままの状態で持ち帰ることに。
しかし、使っていれば汚れて当然。
新しいものよりも、使い込まれたものを持つ方が素敵に思えるようになったのは、私自身も歳を重ねた証拠でしょうか(笑)

地図

京都イラストマップ会社や友人宅の訪問、待ち合わせや会食のお店に出かけるときにも便利なスマートフォン内の地図案内。
車の場合なら、カーナビゲーションシステムが搭載された車が多くなっていると思います。
最近は京都のような観光名所が多いところでさえ、年配のタクシーの運転手さんがカーナビを使う光景を目にする機会が増えました。
電車や飛行機に関しては、乗り換え案内のアプリを用いると速やかに検索することができます。

10年以上前のことですが、ヨーロッパへ旅行にいったさい、地図を読み間違え、1時間ほど道に迷ったことがあります。
真夏だったこともあり、石畳を進む足取りは次第に引きずるように重くなっていき、無事、目的地に到着した頃にはひとこともことばを発するエネルギーが残されていないほど。
しかし見上げた空は快晴で、自然と笑顔を取り戻すことができ、それも今では楽しい思い出のひとつ。
今ならスマートフォン片手に、遠回りすることも、無言になることもなく目的地へ向かえるはずですが、果たしてそれが望ましいことなのでしょうか。

始めて訪れる場所は、道に迷うことがあるかもしれない。
だから、少し早めに出かけて、迷ったときに備えよう。
少し迷うことで、目的地周辺の様子が理解できる。

このように「先を読んで行動すること」が、便利な時代になるにつれて薄らいでしまったのではないでしょうか。
時折、このブログ内で、便利な時代になって失ってしまったことについても触れていきたいと思います。

ハンカチーフ

ハンカチーフ時折、ハンカチーフを贈り物として頂戴することがあります。
毎日、ハンドバッグの中に必ず清潔なハンカチチーフを入れておきたいので、何枚いただいても重宝する嬉しい贈り物です。

しかしながら知人から「この間、友人にハンカチをプレゼントしたときに、まさか縁を切りたいという意味ではありませんよね、と苦笑しながら確認されてしまいました。ハンカチはプレゼントに不適切なのですか?」と尋ねられることがありました。

確かに、昔からハンカチは涙を拭うことにも使われるため「別れを伝えるもの」、あるいはハンカチと手巾と重ねて「手切れ」を表すといわれることもあります。
縁起担ぎや縁起物を贈るなど、昔からの言い伝えを守ることも大切ですが、それに固執して相手のこころ遣いを受け止めないことも残念に思います。

先週、膝上にかけたハンカチチーフが床に落ちないようと服にハンカチチーフをクリップで止められるものをいただいたのですが、大変便利。
やはり、私にとって、ハンカチーフはこころ嬉しくなる贈り物です。

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