洋食のマナーを通じて

今週初め、聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校後援会礼法部の方々へ向けて、洋食マナーに関する講習会を都内のフレンチレストランで行いました。

聖徳お食事会日頃、礼法の指導をしてくださっている師範の先生によると、今年でこの食事会は30回目とのこと。
何人かの方から「高校を卒業した後でも、立ち居振る舞いが素敵だと周囲の方が褒めてくださるので、娘が聖徳で学んでよかったと申しております」と伺いました。

ほとんどのお母様方はお仕事を持っていらっしゃるため、部活動の日はお仕事を休んで参加されているそうです。

子育てや家事、お仕事をなさる皆様から、お食事をご一緒しながら礼法を通じて日々感じられる感想なども伺うことができ、大変勉強になりました。
参加くださった礼法部の皆様の暖かなお気持ちに深く感謝いたします。

AYF

AYFとは、淡路ユースフェデレーションの略。
多くの応募者の中から選ばれた世界19カ国、28名が淡路島において地方創生、起業、文化創造などをテーマに学びながら働いていらっしゃいます。

講義の途中でホワイトボードを使用したいとお願いしたさいのこと。
リーダー格のひとりの男性は、全てのホワイトボード用のペンのインクが出るかどうか、講義の合間の5分休憩を使って確認してくださいました。
このようなこころ遣いは、誰もが持っているとはいえません。

IMG_1990昼食後、お昼休みには受講者のうち3人の方々がお茶室に案内してくださいました。
当初、お茶室内はかなり汚れていたそうですが、彼らは自由時間を用いて室内の掃除やお庭の手入れをするなど、少しずつ整えていらっしゃるそうです。

講義後、皆様と写真撮影。
その後は、玄関にて素敵なお辞儀と笑顔で見送ってくださいました。
次回の講義が今から楽しみです。

卒業生へ向けての礼法授業

22日、都内は久しぶりの大雪警報となりましたが、皆様におかれましてはお怪我などなさらず元気にお過ごしでしょうか。

当日は朝から、聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校にて卒業生を対象に授業を行いました。3時限が始まる頃から窓の外には雪が舞い始めましたが、無事に4時限まで終えることができました。

IMG_0819毎年、礼法の授業に関する印象を発表いただくのですが、次のような意見を伺うことができました。

テーブルマナーに関して、それまで知ることのなかったカトラリーの扱いや雰囲気を学ぶことができて嬉しかった。
両手でものを扱う大切さを知ることができた。

そのほか、ゆかたの着付けやお茶会の心得にも関心が寄せられました。

各自が自分のこころで礼法を理解し、身につけてくださっていることを皆様の姿から拝見できることが素敵に思いました。

薯蕷饅頭

ある会で薯蕷饅頭を頂戴しました。
薯蕷饅頭とは、ヤマノイモに上新粉や小麦粉などを混ぜた皮で餡を包んで蒸したもの。
一口いただくと、ふんわりしっとりした皮の食感、さらには小豆の風味とともにほのかに日本酒の香りが広がりました。

IMG_0231通常、酒饅頭は皮にお酒を入れて作られることが多いのではないかと思います。
しかし、こちらの薯蕷饅頭はあんに日本酒を混ぜてあるのです。

老舗の味を守らながら、このような遊びごころをお持ちになるゆとりがなんとも素敵なことです。
基本と応用、どの分野においても必要であることを実感いたしました。

暖簾の手前で

日本料理店暖簾の手前で「入ります」といって一旦立ち止まる。
ある日本料理店で拝見した光景です。

お店の全ての方がこのようになさってから暖簾の向こうの厨房に入る姿は素敵でした。

飲食店では慌ただしく器やグラス類を片付ける傾向にあるのではないかと思いますが、一度立ち止まることで危険や余計な音を避け、お客様に慌ただしさを伝えずにすみます。

食事の満足度には、お料理の味だけではなく、こうしたスタッフの方々の日頃のこころがけによる積み重ねでつくられる、素敵な空間が必須ではないかと感じました。

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