講演を通じて感じる喜び

ここのところ、講演をする機会を重ねて頂戴し、小笠原流礼法をお伝えする喜びを改めて実感しています。

1217過日は初めて男子校生徒の方々へお話をいたしました。
正直なところ、最近の中学2年生に対して、どのような角度から礼法をご紹介することが望ましいのかと思いながら、当日を迎えました。
学校の最寄り駅到着後、手前の道か奥の道、どちらを進んだら良いのかと迷っていると、その学校の生徒の方々が「奥の道を進み、右に曲がると学校です。ここからすぐのところです」と元気に、さらにはしっかりとした口調で伝えてくださいました。

講演時間は90分。
期末試験最終日でしたが、疲れているご様子は全くなく、最後まで姿勢を崩さずに座っていた方が少なくありませんでした。
何よりも驚いたことは、反応が早いことです。
「お正月に食べたり飲んだりするものには何がありますか」と尋ねると「おせち料理」「お雑煮」「お屠蘇」と答えが次々にかえってきたのです。
さらに「五節供はいつでしょう」と尋ねると、1月7日の人日の節供のみ、お答えが出ませんでしたが、9月9日の重陽の節供をご存じの方がいらしたことにも驚きました。
皆様の表情に、素直なおこころが表れていたことが何よりも感動いたしました。

また、昨日はボランティアに携わる方々に「もてなし」をテーマにお話をいたしました。
比較的、年配の方が多く参加くださったのですが、すでにあらゆることをご存じの方もいらっしゃるのではないかと拝察するなか、皆様がメモを取りながら、笑顔で話を聞いてくださったことが大変光栄でございました。

世代を問わず、おこころを傾けて話を聞いてくださる皆様の素敵なお姿にふれ、たくさんのエネルギーを頂戴いたしましたことに心底より御礼申しあげます。
本日も午後より講演がございますが、ひとりでも多くの方に、礼法のこころとかたちをお届けできますよう、精一杯努めてまいります。

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