バレエ鑑賞を通じて

過日、お世話になっている方からお招きにあずかり、かなり久しぶりにバレエを拝見いたしました。
演目は、チャイコフスキー三大バレエの一つ「くるみ割り人形」。
聞きなれた曲にも新しさが感じられ、さらには舞台装置や衣装が繊細、かつ美しく、終始楽しむことができました。

1213くるみ割り人形は、初演が大成功に至らなかったことから、定番となる演出や振り付けがないようなのですが、それによって各時代や人による創意工夫に富んだ新しい演出、振り付けがなされることは見る側の興味が深まるきっかけになるのではないかと思います。

たびたび、バレエダンサーの方々の足運びに視線を向けてしまったのですが、歩くときにも、かなり足の裏に力を入れていらっしゃることが拝察できました。
というのは、踵から着地しても、すぐにつま先へと体重を移動させて、つま先から次の一歩が踏み出されていたからです。

さらに、感激したことは「間(ま)」。
男性、女性ともに、バレエダンサーには優雅さも求められると思いますが、その中の男性らしさ、女性らしさは手や身体全体の動き、視線などによって、みごとに表現されているように感じました。
特に、女性が舞台の袖へと向かう際、表情や手の動作など、すべてがゆったりとした一定の間(ま)が保たれているお姿、ことばでは表現できないほど素敵でした。

閉幕後すぐに舞台上へご案内いただき、企画、演出、振り付けのすべてをなさっている方やバレエダンサーの方々にご挨拶をする機会も頂戴いたしました。
その際、バレエダンサーの方々が互いに、その日の反省点をすぐに話し合われているお姿を拝見し、常に向上を目指されているおこころ持ちにも感激いたしました。
このたびの貴重なバレエ鑑賞ができましたことに感謝いたします。

今週はかなり気温が下がり、体調を崩されている方が多いようです。
皆様、くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。

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