とても助かります

最近の銀座は、外国人観光客でかなりの賑わいです。
時折、まだ購入したばかりでタグのついたままの大きめのスーツケースを、左右の手でひとつずつ引いている人の姿を見かけます。
先日は百貨店のエスカレーターで上からスーツケースが落ちてくる場面もありました。
なぜそのようにスーツケースを持ち歩いているのかと思っていたのですが、道路端で購入した品物をスーツケースの中に入れているところを見て、持ち運びに便利なのだという理由がわかりました。

IMG_4016ここまで読んでくださった方、外国人観光客への不満を記していると思われるでしょうか(笑)
確かに、公共の場において自分の占有するスペースをできる限り狭くして行動するこころがけは、社会生活を円滑に送るうえで欠かせません。
しかし、それぞれの国にはそれぞれの文化があるわけで、無理に自分たちの思考を重ねても好ましくないと思います。
それよりも、他国の方から学ぶべきことを見つけるほうがこころ穏やかに過ごせます。

先日、百貨店地下のお惣菜売り場に何人かの外国人観光客の方々がいらしたのですが、その中のおひとりが「お菓子売り場はどこですか」と尋ね、売り場の方が丁寧に説明していらっしゃいました。
その後、外国人の方は「ありがとうございます。とても助かります」と笑顔で述べ、しかも深いお辞儀をなさっていました。
何と素敵な感謝の挨拶でしょう。
日本人でも「ありがとうございます」とはいっても、「とても助かります」まで伝える方は少ないのではないかと思います。

ひとことでもことばにこころを添える。
私たち日本人も忘れないようにしたいものです。

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