ねぎを巻く
一日中、冷房をつけている中で過ごしているせいでしょうか、週末は少々声がかすれていました。
友人が「喉の調子が悪いなら、ねぎを首に巻いてみたら」と笑いながらいってくれました。
皆様もご存じかと思いますが、昔から日本では風邪のときには喉にねぎを巻く、卵酒を飲む、梅干し入りのお茶でうがいをすると効果があるなどといういい伝えがあります。
実際、効果はあるのでしょうか。
そこで、簡単に調べてみました。
ねぎは、切ると細胞が壊れてアリシンという香り成分が発生し、これは血流を促進させる効果があり、さらに最近はねぎの青い部分に含まれるヌルという粘液が免疫力をあげるといわれているようです。
梅干しは、疲労回復、整腸作用、殺菌効果などがあるうえ、インフルエンザ予防にも繋がるという説があります。
卵酒は医学的に、特にアルコールに弱い人には悪影響を与えてしまうようです。
医学が発達する前から伝えられてきた民間療法、現代においても否定できないことがたくさんあるのですね。
薬ばかりにたよるのではなく、日本人の体調を整える昔からの知恵を活かすことも素敵ではないかと思います。