人形流し

2015年6月29日のブログでご紹介した夏越の祓。
6月と12月の晦日、年二回行われる祓、すなわち浄化の行事です。

昨年の今頃、小笠原流礼法の直門のお稽古中に「来年の夏越の祓はちょうど週末。お稽古の後、都内のどこかで、人形を川に流すことができたらよいですね」とお話したことを皆様が覚えてくださっていたのです。

IMG_3109川に紙を流してもよいか。
どの川辺であれば、危険なく川面に人形を流すことができるのか。

何ヶ月も前からお世話役の方々がこれらのことを調べてくださったうえ、水に溶ける紙を人形に切って用意し、事前に候補の場所を下見してくださったおかげで、先週6月30日に月島にて人形流しを実現することができました。

当日は午前中にお稽古を終了。
神社で茅の輪くぐりをし、眺めの良いレストランで他の直門の方々と合流。
皆様の魅力的なお人柄を感じながら、お野菜たっぷりの美味しい昼食をいただきました。
食事後に人形に名前と生年月日を記してから、月島のある公園へと移動。

川辺近くまで行き、記念写真を全員で撮影できたら、と思った瞬間のことです。
1人の門弟の方が駆け足で優雅に階段を駆け上がり、ストレッチをしながら向こうから歩いていらした男性に「恐れ入りますが、写真を撮っていただけませんか」とお願いすると、男性は快く応じてくださいました。

1記念撮影を終え、人形で左右の身体を撫で、息を吹きかけてから川面へ流しました。
人形流しで半年間のケガレを祓い、心身ともに浄化されただけでなく、門下の方々の優しさに触れることができ、ことばでは表現できないほどたくさんの幸せをいただきました。

来年の6月晦日は日曜日。
皆様と人形流しができますように。

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