金子包みいろいろ

金子包み私はとにかく折形をつくることが好きです。
和紙を折り、水引を結んでいると時間を忘れます。
週末はある事情から、いくつもの金子包みを作成いたしました。
写真はその一部です。
先代から折形を教わったばかりの頃、自宅で新聞紙の折り込み広告の紙を奉書紙の大きさに切り、それを用いて数え切れないほどの折形をつくり、クタクタになるほど何度も同じ水引を用いて結び方を練習したものです。
仕事、学業、運動、趣味、どの分野においてもたった一日で習得できるものはありません。
自分の時間を費やして、試行錯誤しながら要所に気づき、少しでも目標に近づけるようにと努力を重ねる。

小笠原流礼法の教室で度重ねて門下の方々に「お稽古は、らせん階段のようなもの」とお伝えいたします。
同じことを繰り返しているようでいて、少しずつ「習得」という階段を上りながら、目標という階に到達する。
目標に到達してみると、まだ最上階には達していないこと、ゆえにさらなる研鑽が必要であることがわかり、新たな目標に向かって歩み始める。
お稽古とは、そのようなものではないかと思います。

今まで作成したことのない折形にも挑戦し、素敵な折形を門下の皆様へお伝えできますよう、努めてまいりたいと思います。

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