卒業と出会い

10日は小笠原伯爵邸にて、先週、聖徳学園の高校を卒業された方々へ向けての茶話会を開催いたしました。
入室時は部屋の手前で丁寧にお辞儀、退室時は間のある所作をなさるなど、大人顔負けの心得が身についていらっしゃいました。
卒業生の先輩である2名の大学生もお手伝いにきてくださり、和やかな時間を過ごすことができました。

岩手11日は朝から盛岡へ向かい、東北在住の門下の方々へ古文書の指導を行いました。
会場到着後は準備くださっていた秀衡塗りの菓子皿や茶托を用いて百年茶と田村の梅というお菓子を頂戴いたしました。

昨日は東日本大地震から7年を迎える日。
皆様から実体験を含めて様々なことを話していただき、今を考える日でもありました。
当時、小学生に満たない年齢のこどもたちも幼いながらに見たことや聞いたことに対してことばに発する、あるいは涙することを抑え続けていたため、
精神的に現在が最も辛い時期になっていると伺いました。

総師範の方から「小笠原流礼法を学んでいたからこそ、震災の被害のなかでも周囲への思いやりを持つことができました」と改めて伺い、身が引き締まる思いでした。
困難なときにも、他者を慮るこころのゆとりを持ち続けられる人でありたいものです。
東日本大震災で被害に遭われた方々の真の復興をこころよりお祈り申しあげます。

卒業生との新しい出会い、門下の方々との出会いをさらに深めることのできた週末に感謝いたします。

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