ガストロノミーとこれからの食文化

立春の2月4日、小笠原流礼法宗家本部新春交賀会を都内のホテルにおいて行いました。
本年も多数の門下の方々に出席いただきましたこと、心底より感謝申しあげます。

辻様さて、今年は学校法人辻料理学館 辻調理師専門学校 理事長・校長でいらっしゃる辻芳樹様をゲストにお迎えいたしました。

「ガストロノミー(美食学/美食術)とこれからの食文化」をテーマに、日本料理が世界に与えた影響などについて、ご講話を頂戴いたしました。

英語という共通語を得てフランス料理は世界中へ広がり、さらには料理技術が極められて以降、自然の美しさ、自然に対する畏敬の念までも一枚のお皿に表現されるようになったという歴史の流れは興味深くもあり、多くのことを教えていただきました。

18交賀会現代のフランス料理は決して目新しい思いつきで作られているのではない。
基本的知識や技術を習得してこそ成せる、新たなフランス料理の世界。

真の伝統主義者こそが歴史を切り開ける、というおことばは、ご講話のなかで特にこころに響きました。

和食は、日本の地形の特異性と古来より受け継がれた伝統文化によって、独自の世界を築き上げてきましたが、ガストロノミーと礼法との共通点も感じました。

辻様、素敵なご講話をありがとう存じます。

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