徳をほどこす

昨日は都内のホテルで、銀行関連のセミナーにおいて平均年齢40歳の若手経営者、後継者、経営幹部の方々を対象に講演をさせていただきました。

武士の社会で重んじられ、現代においても十分に活かすことのできる、上司であるからこそ忘れてはならない部下へのこころ遣い、第一印象として欠かすことのできない基本動作、訪問ともてなしの心得、冠婚葬祭に関する心得など、90分間の講演後は懇親会にも30分ほど出席し、参加者の方々とお話をする機会を頂戴いたしました。

ロビー特に時間をかけてお伝えしたのは小笠原流の古文書に記されている
分際にしたがい徳を諸人にほどこすべし
という教えです。
自分の身の程を知り、そのなかで恩恵を周囲の人に分け与える。
ただし、ここでいう「徳」とは恩恵を指すだけでなく、上の立場であればあるほど、品性というものも求められているのではないかと思うのです。
だからこそ、仕事のうえで何かを達成したとき、成功したとき、上司は部下に対して品位を忘れない行動をこころがけ、恵みを共有するこころのゆとりが大切であることもお伝えしました。

皆様が素晴らしい受講態度と素敵な笑顔で参加してくださったので、私自身、大変有意義な時間を過ごすことができました。
お世話になった方々、ありがとう存じます。

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