5月8日は松の日。
1989年に日本の松を守る会の全国大会が開催され、この日が「松の日」として制定されました。

私の祖母、小笠原日英が曽祖父から名づけられた名前は松子。
そのようなこともあってか、松という字に親しみを感じます。

松は神様が宿る神聖な木とされていますが、ゆえに松の語源は「神を待つ」ともいわれ、長寿の象徴でもあります。
松は常緑樹であるため、縁起がよいと考えられているのです。

松はいざというときの非常食にもなったということ。
松葉にはアミノ酸が豊富で、血流の流れをよくする効果もあるようです。
秋田では松皮餅という、赤松の皮の内側の繊維を用いて作られますが、かなり手がかかると伺ったことがあります。

松さて、小笠原流では写真のように花包みに松を入れることがあります。
ちなみにこの拙書の写真は約20年前に撮影したものなので、かなりお恥ずかしいのですが(苦笑)ご参考までに。

先代の喜寿の祝賀会を催したさいにも門下の代表者から松と薔薇を用いたこの花包みが手渡されました。
薔薇も長寿を表します。
薔薇のなかでも庚申薔薇は長春花とも呼ばれ、四季を通じて咲きます。
60日に1回程度咲くという意味を込めて、庚申薔薇と名づけられました。

お正月のみならず、長寿のお祝いに松を差しあげてみてはいかがでしょう。

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