地図
会社や友人宅の訪問、待ち合わせや会食のお店に出かけるときにも便利なスマートフォン内の地図案内。
車の場合なら、カーナビゲーションシステムが搭載された車が多くなっていると思います。
最近は京都のような観光名所が多いところでさえ、年配のタクシーの運転手さんがカーナビを使う光景を目にする機会が増えました。
電車や飛行機に関しては、乗り換え案内のアプリを用いると速やかに検索することができます。
10年以上前のことですが、ヨーロッパへ旅行にいったさい、地図を読み間違え、1時間ほど道に迷ったことがあります。
真夏だったこともあり、石畳を進む足取りは次第に引きずるように重くなっていき、無事、目的地に到着した頃にはひとこともことばを発するエネルギーが残されていないほど。
しかし見上げた空は快晴で、自然と笑顔を取り戻すことができ、それも今では楽しい思い出のひとつ。
今ならスマートフォン片手に、遠回りすることも、無言になることもなく目的地へ向かえるはずですが、果たしてそれが望ましいことなのでしょうか。
始めて訪れる場所は、道に迷うことがあるかもしれない。
だから、少し早めに出かけて、迷ったときに備えよう。
少し迷うことで、目的地周辺の様子が理解できる。
このように「先を読んで行動すること」が、便利な時代になるにつれて薄らいでしまったのではないでしょうか。
時折、このブログ内で、便利な時代になって失ってしまったことについても触れていきたいと思います。
