入学祝い

明日から4月。
4月といえば、入学式のシーズンが始まります。

さて、皆様のご親戚やお知り合いのお子様が中学校に入学されるといたします。
入学祝いを差し上げるとき、水引はどの結び方を用いられますか?
恐らく、多くの方は、入学は何度あっても嬉しい祝いごとなので、先端を引くとすぐにほどける「もろわな結び(蝶結び)」と思われるのではないでしょうか。
水引
ところが、もうひとつの考え方があるのです。
そのお子様は今後、中学、高校と進学なさるかもしれない。
あるいは転校されるかもしれない。
しかしながら、そのお子様がその年、その月、その日に入学されることは、人生のなかでの節目のひとつと考えられるわけです。
したがって、一度結んだら解けることのない「真結び」や「あわび結び」を用いてよいということです。

もちろん、受け取る側にこうした心得がないと誤解を生む可能性がありますので、すべての入学祝いに用いることはおすすめしませんが、こうした考え方があることは理解いただきたいと思います。

「学びて思わざればすなわち罔(くら)し、思いて学ばざればすなわち殆(あやう)し(論語)」

学ぶだけで思考しなければ知識を生かすことができない。
一方、思いを巡らすばかりで知識を学ばなければ独断的な判断に陥りやすくて危険である、という意味。
学校生活は、楽しいことばかりではないでしょう。
しかし学生の皆様には、学校生活を通じて、知識を増やすだけでなく、友人をつくり、日々の暮らしを、こころを明るく持って過ごしていただきたいものです。

今年入学を迎えられるすべての学生の皆様のご多幸をこころからお祈りいたします。

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